もうすぐ猫の日
広告
猫が好きだ。それはもう、この世に猫という生き物を授けてくれた神様を拝みたいくらい熱狂的に猫が好きだ。
あの小さな三角形の耳の形、目の上から後頭部までの流れるような曲線美、どこから見てもカンペキな背中の丸み、小さなクリームパンのようにムチムチした「手」足に、デラウェアの果肉ようにキレイな目、ぷっくり膨らんだ髭袋、均等な毛並みとは対照的にフワフワを極めたお腹、申し分ないしっぽ、そしてあの鳴き声…なんてこった、想像しただけでニンマリしてしまう。可愛さ愛おしさの塊だ。
(この時点でドン引きした読者もいるだろうが…)

まさに「可愛い」のかたまりだ
家で飼ったことは一度もない。
ただ、動物に優しい両親の影響や、乳幼児の頃までポメラニアンが家にいたこともあったせいか(その後は親戚の家で長生きした)、物心つく前から動物好きだったようだ。
猫に本格的に目覚めたのは、初級部低学年の頃から。
大人になった後も、偶然にも保護活動が盛んな地域に住むことになり、道端で出くわすさまざまな地域猫様たちから日々癒しと心の健康を授けてもらっている。最近は「ゴマ」と(勝手に)名付けた雑種猫が懐いてくれるのが非常にうれしい(笑)。
ちなみに餌付けはしない。何かをあげたい気持ちは山々だが、ぐっと堪えるのだ…

何かにものすごく喜んでいる(であろう)「ゴマ」。左の黒い影は筆者の足。
そんな自分にとって2月は特別な月。世の多くの猫好きさんも同じではないだろうか。
そう、2月22日。猫の日だ!
※日本の「猫の日実行委員会」が1987年に制定した記念日で、猫の鳴き声「にゃん・にゃん・にゃん」の語呂合わせでこの日に定められている。
この猫の日にちなんで、毎年各地各所でさまざまなイベントが催される。
興味がある方はコチラのサイトをご覧ください。
コンビニなど多くの小売店は今週から、猫モチーフのお菓子やグッズなどを売り出している。
さらに、このシーズンばかりは、わが猫様が社会の主役と言わんばかりに、大手雑誌出版社がこぞって猫特集を組むのも必見だ。中には「別冊」を発刊するところも。
毎年、猫の日前後はこの限定猫グッズをゲットするために言葉の通り奔走している。今だってそうだ。
いくら物価高とはいえ、こればかりは惜しめない。猫は私にとって、衣食住と同等な存在なのだ。
さて。一度溢れたら止まらない猫愛(もちろん、もっとすごい猫好きさんもいる。そして上にはさらに上がいる)をとりとめもなく綴ってしまったが、猫に限らず動物との暮らしを通して救われている人、心の豊かさを感じている人は多いのではないだろうか。
医療現場などにおけるアニマルセラピー(動物介在療法)についても、少しずつではあるが知名度が上がってきているようだ。
かわいい動物で誌面を彩りたい。何より読者やイオを応援してくださる同胞たちの中にペットを飼っている人がいたら、大好きな暮らしのパートナーたちを存分に自慢してほしいと考えた。
今年1月から始まった新連載「アンニョン!わんにゃん」、既に大好評をいただいている。
タイトルこそ「わんにゃん」だが、他の動物だってもちろん大歓迎。
皆さんの溢れるペット愛を伺いたい(応募要領はコチラ)。

ニョロニョロ
ちなみに世界猫の日は8月8日。
(鳳)