月刊イオ3月号、本日発売!
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月刊イオ3月号が完成しました!
今月号の特集タイトルは「歴史に触れる ミュージアムを巡る旅」です。
今年は朝鮮半島が日本の植民地支配から解放されて80年になる年です。私たちの過去・現在・未来について考えるため、日本各地にある在日朝鮮人の歴史を見せてくれるミュージアム(博物館、資料館) を訪ねました。また、朝鮮学校の中に置かれた沿革展示室、 歴史資料室も紹介します。マイノリティの歴史を記録するミュージアムやライブラリーが持つ意義についても考えます。(特集リード文より)
特集のほか、読み応えのあるものがたくさんあります。
47年ぶりに沖縄の地で催された金剛山歌劇団公演(1月30日)のレポートでは、写真とコメントをふんだんに使って歴史的な公演の意義を伝えています。また、公演実行委の両共同代表である白充さん(在日朝鮮人側代表)と親川志奈子さん(沖縄側代表)の言葉も紹介しています。
阪神淡路大震災から30年の節目を刻む企画も掲載されています。「震災の記憶、次世代へつなぐ」では、震災30周年に際して兵庫県神戸市長田区ピフレホール催された兵庫同胞追慕会(1月15日)、神戸朝鮮高級学校で行われた座談会(1月23日)のようすをそれぞれ報じています。また、震災被災者の「心」に寄り添った映画『港に灯がともる』も紹介しています。映画主人公は在日コリアンがモデルです。
さらに、同胞と日本市民らが毎週火曜日に大阪府庁前で朝鮮学校への補助金支給の再開と高校無償化制度の適用などを訴え続け、600回目を迎えた「火曜日行動」の記事、足立須香さんによるエッセイ「わたしと猪飼野~Yosugaから」の(上)、83年が経過した長生炭鉱水没事故の追悼集会と遺骨収集のための潜水調査のレポートなど、オススメ記事が盛りだくさんです。
また、今月号からの新連載が2つ!
「お手軽つくおき」では、お手軽に作れる作り置き料理を紹介しています。
「チャレンジ! ヒロキョレ! ウリ民族フォーラムへの道」では、ウリ民族フォーラムの開催を7月に控えた在日本朝鮮広島県青年商工会のメンバーによるエッセイを掲載しています。
「話題の人」や「ともに生きる」など、その他連載も充実しています。
表紙は、金剛山歌劇団沖縄公演実行委の両共同代表・白さんと親川さんに登場いただきました。公演タイトル「道」のように、朝鮮と沖縄が未来へと続く階段をともに上るという思いを込めて、撮影しました。
ぜひお手に取ってみてください!(哲)