米国とウクライナの交渉決裂か、異例の口論に注目が集まる
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2月28日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキ―大統領と米国のドナルド・トランプ大統領がホワイトハウスで対面し、首脳会談が開かれた。首脳会談ではトランプ大統領が米国がウクライナに対して行った武器などを供給する軍事支援に対する見返りとして求めていたレアアース(希土類)などの鉱物資源の共同開発に関して合意するはずだった。しかし、対面した両者の間にまさかの激しい口論が発生。メディア陣がいる目の前で口論が発生するという異例の会談となった。この口論をうけて、両者の共同記者会見とウクライナと米国間の鉱物資源の権益をめぐる署名式が中止になり、両国間の交渉は決裂となった。
また、口論の動画を見たが、こんな口論に発展するような会談を見たのは人生で初めてだ。
口論の発端はトランプ大統領と会談に同席していた対中国強硬派で知られるJ・D・バンス副大統領が放った「この4年間、アメリカではプーチンを厳しく非難する大統領(バイデン氏)がいた。しかしプーチンがウクライナを侵略して国の大部分を破壊した。平和と繁栄への道は外交かもしれない。まさにトランプ大統領がやっていることです」という発言だという。侵略という単語には少し違和感を覚える。
両者のやり取りは内外のメディアで詳細が報じられている
また複数の米メディアによると4日、米国がウクライナに対する軍事支援の一時停止を決めたと報じた(国)。
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NAFYBSQ6CFMBBK4JETKH7GRXGM-2025-03-04/
https://www.cnn.co.jp/usa/35229956.html
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250301-OYT1T50055/
https://www.sankei.com/article/20250301-A3V6XXRWMVMW3NOEK35YS3D4KE/