朝鮮学校=チャレンジ学校
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ある日、今年4月から新1年生になる我が子が私に尋ねた。
「ねーぼくが行くがっこうのなまえってなんだったけ? チャレンジがっこう?」
(チャレンジ学校?!)
一旦思考を整理。
何日か前に「4月から君は朝鮮学校という学校に行くんだよ」とは伝えていた。
朝鮮学校=ちょうせんがっこう=チャレンジがっこう
そうか!
朝鮮学校の「ちょうせん」を「挑戦」と読み解いて、「チャレンジ」と来たのか!
と30秒後に気づいた。
子どもの脳の柔らかさには毎度びっくりさせられ、その度に面白い。
朝鮮学校から「チャレンジ学校」という言葉が出るなんて、少しも思わなかった。
しかし、いまの日本の現状で朝鮮学校が実践している数々の事柄はチャレンジと言ってもいいのではないかと思わせる。
なので、思わず「おお! ある意味、チャレンジ学校かもね(笑)」と子どもの問いに笑って答えた。
子どもは何故笑っているのかわからない様子だったが、「チャレンジ学校」というポジティブな言葉のニュアンスに子ども自身も笑っていた。
園の友だちに聞かれたら、子どもは「ぼくはチャレンジ学校に行くんだよ」と答える。
そんな様子を想像して、微笑ましく思った。(愛)