朗読劇「ガザ 希望のメッセージ」東京公演のご案内
広告
今日は4月9日(水)に東京・新大久保で行われる朗読劇「ガザ 希望のメッセージ」のご案内です。
イスラエルによるガザへの攻撃は、 今現在も続いています。
この朗読劇は、国境なき朗読者たちが贈る公演です。
2008年12月 。ガザ地区全土に対し、イスラエル軍による一斉攻撃が始まり、23日にわたりミサイルや砲弾の雨が降り注ぎ、一方的な殺戮と破壊にさらされていたガザの人々。この応答として朗読劇は生まれました。
2009年に京都の市民、学生有志メンバーにより結成。以来、メンバーを更新しながら京都を中心に、広島、東京、大阪、水戸などで上演を重ね、このたびパレスチナに演劇などを通して応答したいと願うプロの俳優の参加も得て、再演の運びとなりました。
朗読劇は、空爆下のガザから連日連夜、世界にメールを発信し続けたサイード・アブデルワーヘド教授の『ガザ通信』、1972年に36歳の若さで亡くなったガッサーン・カナファーニーの短編「ガザからの手紙」など4つのテキストから構成されています。
脚本・演出を担当した岡真理さんの言葉を紹介します。どうぞご関心を。(瑛)
…2008年 10 月 7日の、ガザのパレスチナ人戦闘員の奇襲攻撃を受けて始まった、イスラエルによるガザ攻撃 は、紛れもないジェノサイドです。攻撃は 15 か月以上続き、 ガザは、地平線まで、荒涼たる瓦礫の海と化しました。
…停戦になり、一時に大量に人が殺されるという事態がなくなると、マスメディアは報道しなくなります。「忘却が次の虐殺を準備する」…。韓国の詩人の言葉です。であるならば、私たちが繰り返し、ガザを忘却し続けたことがこのジェノサイドの道を整えてきたといえるでしょう。
いくたび破壊と殺戮に見舞われようと、生を愛し、「人間の側に踏みとどまり続け」ようとするガザの人々の闘い。不正と暴力に抗するために、朗読というアートを通して、ガザと私たちを、「想像力」という人間の力によって架橋します。肉声を通して語られるガザの声に触れ、今もなお完全封鎖のもとに置かれているガザへの思い、そして私たちが生きるこの世界への思いを新たにしてください。二度とガザを忘却の深淵に沈ませないために。(チラシより)
▼朗読劇「ガザ 希望のメッセージ」東京公演
【日時】2025年4月9日(水) 18:30開演(18:00開場、20:30終演予定)
【会場】新大久保 スペースDo 地図はこちら
【参加費】一般 2300円(事前予約)/2800 円(当日)/学生 1800円(一律)
【予約・お問合せ】☎080 ‐ 5314 ‐ 1539(つくい)
【メール】:tsubamegekidan@gmail.com(つばめ劇団)