感情が忙しない春
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4月である。
昨日で我が子の保育園生活が終わった。
毎年、3月30日朝に保育園の先生たちの人事異動が発表され、異動になる先生方をそこでようやく知ることになる。
そこで突然のお別れを知ることになって、残された時間は2日のみという少ない日数で、感謝を伝えきれずにモヤモヤすることも多々あった。
今年は31日が月曜日だったため、先週金曜日の朝に発表がされた。
0歳の頃から6年間ガッツリとお世話になった先生たちが異動となっていた。…かなりのショック。
「おせわになった先生たち、ちがう保育園に行っちゃうんだって」と我が子に伝えたところ、ものすごく暗い表情になり「え、いやだ、、」と。
異動になる先生に、「なんでどっか行っちゃうの。いやだ」と言って、抱きついていた。
家から保育園までは近い距離なので、卒園しても顔をだせば会えると思っていたのだ。
毎日朝に保育園まわりをお掃除しながら、明るく挨拶を返してくれた先生たちだった。
我が子が出がけにちょっとしたことで、愚図り、泣きながら登園した時も、一緒になだめてくれたり、子ども目線で語りかけながらも親の味方にもなってくれた先生だった。
子どもも先生たちが大好きで、ぎゅっと抱きついたり、「だいすきだよ」と言ったり、保育園での日々でたくさん笑顔で触れ合っていた。
本当に、半分育ててもらったような素晴らしい環境を作ってくれた先生たちだった。
今年は幸いお別れまで日数があったので、子どもと相談して折り紙でお花を作って渡そうということになった。
「ナイショね」と伝えたけれど、我が子はいち早く「家にね、おりがみあるから、せんせいたちに作ろうとおもってるんだ」と当事者の先生に報告していた(笑)
初めて作る折り紙のチューリップに子どもはうまくできずイライラしながらも、「でも言っちゃったし、作っていかなくちゃね」と大人びたことを言っては、頑張って作っていた。
どうにかこうにか作りおえ、昨日無事渡すことができた。さみしい別れになるかと思いきや、笑顔でお別れを上手に言うことができた。
先生たちにお別れを伝えたあとは、卒園児たちと写真タイムを楽しみ、遊びまくっていた。雨が降ってきたため、ようやく皆家路についた。
我が子は「きょうは楽しい1日だったー」と満足げに呟いていた。明るい表情の子どもに安心したのも束の間、帰ってくると「保育園もう行けなくて悲しい…」と嘆いていた。
4月1日の朝には学童へ向かう出がけに、「保育園行けないの寂しい…」と涙を流し、道中でも「楽しみっていうより、不安とか、さみしいとか」と自分の感情を話していた。
子どもも感情が忙しない春が始まった。
今年はどんな春になっていくのだろうか。(愛)